クズでもオタクと主婦は両立できるか

オタクで腐女子で主婦でコスプレイヤーでADHD(発達障害)です。設定盛りすぎ?自覚はあります。

元彼の話と、沖縄の思い出①

お疲れ様です。

早速思い出話ですみません。


とあるエッセイ漫画で、家族で波照間島に行った、というのをみて思い出したので書きます。

元彼と別れた後波照間島に行った、というそれだけの話です。


何年か前、大学を中退してすぐのこと。

当時の職場(コールセンター)で出会って付き合っていた5つ年上の彼氏が進学のため(この「進学」にも色々騒動があったんだが割愛)東京に行ってしまった。

その頃、私は無謀にも声優を目指すべく大阪で養成所に通っていた。通いながら働いていた。

将来のことを考えると私も東京に行くべきだなと思っていたので、

1年程待ってもらってから私も行くつもりでいた。ゆくゆくは結婚したいとお花畑脳で言っていたので、それなら同棲しよう、という話になっていたのだ。


当然、そうなると結婚前提の話でもあるし、お互い親に挨拶したいよね、と言っていた。

養成所1年目を終えたくらいだった私は、ちょっと調子にのるレベルには講師に気に入られていたが当時まだ京都の実家に住んでいたため、ADHDなのもあって(?)よく授業も休む生徒だった。

そのまま2年目のクラスに進級したがまずそこで何人かふるいにかけられていて、

1年目の時点で諦めてしまった子もいた。

私はというと、声優になるという夢を諦めたわけではなかったが、

アホなので完全に「養成所<<<<<<彼氏」になってしまっていた。

2年目のクラスが、変わった奴が多くて馴染めなかったこともあり(1年目のクラスが相性良すぎた)、徐々に養成所に行きたい気持ちがしぼんでいたのだ。

かつ、私は当時彼氏のことが本当にめちゃくちゃ好きだったので、とりあえず東京行く資金を貯めなきゃ!となり

結局勤めていたコールセンターを秋に辞め、市役所関連の職場で短期の契約社員として働き始めた。母が見つけてきた求人で、給料もよかった。


春から東京に行きたい(自分の仕事探しのこともあるし)と思っていたので、

10〜2月ごろまでの契約のこの仕事はうってつけだった。

母も私には甘いので、この間、家にお金は入れなくていいし、節約しつつ貯金しときなさい、と言ってくれた。

仕事の時間・日にち的に今までの曜日で養成所に通うことが難しくなるので

養成所の方は休学届け的なものを出した。

その養成所は全国に校舎を持っているので、春からは東京で復学したらいいと思ったのだ

(結局そのまま復学もせずにドロップアウトしてるからまだ籍だけはあることになってるかもしれない)

すべてはおおむね順調のように思えた。


が、問題は彼氏の方だった。

春からそっちに行くつもりしてるのだから、冬の間には挨拶済ませようよ、と言っているにも関わらず、一向に進めようとしない。

あなたの来る日に合わせて親も休みを取る必要があるから、早めにね、とも言っているのに。

で、もうあなたが無理なら私が先にそっちに挨拶行くから、あなたが京都に帰ってくる日、親御さんの都合のいい日を教えてくれ、と言っても煮え切らない。


とうとう年が明け正月。

この時点でお互いの両親に挨拶どころか顔を合わせたことすらまだない状態。

お正月に帰ってくるなら、親にその話ちゃんとしといてよ、と念を押した。


ら、正月明け、彼から連絡があり

「お母さんに話したらダメって言われた」と。


は???


「あのマンションは親がお金払ってくれてるし(初耳)、すぐに解約もダメだし、今は学生でスネかじってるんやから同棲もダメってお母さんが」

「それで、そのまま引き下がったん?…そっか。わかった」


お母さんにね……そう……(彼氏は当時28歳)

ていうかそれまで同棲の話何も親に言ってなかったんかい!!!


いやーーしかしそうなるとどうしようかな

その時、声優への熱情はもうほぼなかった。

たっけー習い事だったな、くらいだった。

実家を早く出たかったのもあるし、

この機会に家を出て東京いくかなぁ。友達ともたくさん遊べるし、とも思ったが

なんか、色々と抜け殻になってしまった。

2月には契約が切れる。

次の職場探さないと……でも大阪で?東京で?

腑抜けていると母親(私に激甘)が、

「貯金あるんやししばらくゆっくりしたら?」と言うので、

何も考えたくなかった私は、しばらくニートになることにした。


ただ、考えなくては行けないのは彼氏とのこと。

この時点で私の気持ちは随分冷めていた。

年上で背が高くてかっこよくて頼りになる。

家はそこそこお金持ちで将来は弁護士(仮)で、周りにも、いいの捕まえたね!と言われてた。

私のことすごく大事にしてくれるし、ちゃんと愛情表現してくれるし、私もすごく大好きだった。

はずなんだけど。

その時はもう、ダメかも、と思っていた。

ただ、私自身久し振りの、恥ずかしながら20代になってからは初めての彼氏だった(当時23歳)もんだから、10代の時のように「冷めたからハイさよなら」じゃダメなんじゃ??

この人と別れたらそれこそもう誰もいないんじゃ??少しくらい我慢しなきゃ行けないんじゃ??

と思ってしまい、

「こっちで仕事探すに当たって色々勉強したいこともあるし、考えたいこともあるから今までより連絡頻度が減るかも」とだけ伝えた。察してくれ、と思って。これがよくなかった。

彼は察せる男ではなかった。

1日中メールのやり取りをし、毎晩電話していたのが、

メールのやり取りはそのまま(私の返す時間が空くだけ)、寝る前の電話が3日に1回になっただけだった。

仕方がないので、オブラートに包まず

「これこれこういうことで、あなたに不信感もあるし、今私があなたとどうなりたいのか正直自分でもわからない。冷静になってちゃんと考えたいし、転職活動にも集中したいから、しばらく距離を置かせてほしい」と伝えた。

その時は、悲しそうに「わかった」と神妙な声で言ってたのだが、

ものの2週間もしないうちにゲロほど長文のメールが送られてきた。

内容はほとんど覚えてないけど、要約すると

「距離を置くなんてやっぱりいや!>< ボクタン寂しい!>< ボクが何か悪いことしたの?どうして?何がダメだったの?全部直すから距離置くなんて言わないで><><」

だった。(多分)

げんなりした。心からげんなりしたし、いやこれはもう無理だわ、ともなった。

そのメールを受け取った日の夜、私は別れ話をするつもりで電話をした。

向こうは「久々に電話ができる!」とルンルンで、前半は温度差が半端じゃなかった。

やっと話が止まったので、あのね、と別れ話を切り出した。

これ以上あなたとは将来を考えられないし、一緒にいられない。嫌いになったわけじゃないけど、どうしてももう好きではいられない。辛いので別れてください、と。

最後の方はなぜか涙を流しながら言ってた。


そしたら、彼氏、嗚咽しながら号泣。

電話越しにわかるくらい号泣。

最初は「なんでそんなこというのぉ(泣)別れたくないよぉ〜(泣)」と28歳に駄々をこねられたが、

どうにか落ち着いた後

「あの時、冷静に考えるべく距離を置こうって言ってくれてたのに、それを俺がぶち壊したんやな…」と言っていた。

だからそう言ってたやん……。


余談ではあるが彼には弟がいるんだが、偶然にも弟とは同じ塾に通う同級生で、普通に仲が良かった。

その弟にも、小学生の頃求愛されている。


そんなこんなで彼氏と別れたのが多分2月末ごろ。

その後の記憶が曖昧なんだけど、

twitter遡ってみたら、どうやら派遣で働こうとしてたらしい。

が、楽しくなさすぎる仕事と職場で、2ヶ月で辞めた。あのねぇ、仕事内容もだけど、人って大事だよね……


で、次どうすっべかな……と途方に暮れ、主に家事などをしながら腑抜けていた頃

何かで唐突に「一人旅でもすっか」と思った。

そんなに多くはないけど、東京引っ越すつもりでためてたお金もあるし。


お恥ずかしいことに、貧乏な底辺家庭のくせになぜか母親が無駄に過保護で、

成人してやっっと一人で東京とかに行かせてもらえるようになったものの、

「誰と行くのか」「何時にどこにつくのか」「泊まるホテルは」とかもうとにかくうるさかった。あまりにうざかったので仲のいい友達の家にしばらく泊まる、と言って一人で東京に行ったこともあった。

とにかくそんなんなので、何にも考えずふらりと旅をしたくなったのだ。

行き先は沖縄。

高校の修学旅行で行った竹富島にもう一度行きたいなぁという思いがあったので、

とにかく離島でのんびり過ごしたかった。

それで調べてるうちに思い出したのが「波照間島」。

中学生の時に大好きでみていた「瑠璃の島」という、島の風景と成海璃子がとにかく美しいドラマがあるんだけど

あれの舞台が「波照間島」だった。

調べると「ハテルマブルー」と呼ばれる海の綺麗な写真がたくさん出てくる。

有人島最南端。

もうこれは、波照間だ!!!と行き先を決めた。


長くなるので2回に分けます。

次回、レッツゴー沖縄編(?)


それでは


自己紹介

お疲れ様です。


ブログというものをやってみたかったんです。

何を書くとか特に決めてません。

感じたこと、日々のこと、思い出話、趣味のこと、そういうのをなんか、適当に書いていきます。

日記というかなんでも書いていいノート的な扱い。


自己紹介をします。

鍋田と申します。下の名前は特に決めてません。

ココナラでは鍋田もつ子(仮名)という名前で写真のレタッチサービスを出品しています。

https://coconala.com/services/518458

男女問わずご利用いただいてます。

盛りたい写真があれば是非鍋田まで。


平成生まれの女です。

2017年の春に入籍し、結婚3年目。

現在は同い年の夫と二人暮らし。子どもはいません。ペットも(いつか飼いたいけど)なし。

オタクです。夢女子です。ちょっと腐女子です。百合も好きです。

「推し」と「夢の相手(彼氏)」は別と考えるややこしいオタクです。

趣味としてコスプレをごく稀に嗜みます。

週2〜3のパート(趣味関連のお店)と、たま〜に夜のお仕事(ホステス)をやってどうにか生きています。

ADHDという発達障害がありますが、現在は(ADHD仕草で)通院はしておらず、サプリとかでどうにかやり過ごしています。

(10〜20代の頃うつ状態で通院していたこともありましたがこれも途中で通うのをやめてしまいました。自傷癖がありました)

夫は仏のように優しい人で、アパレルで働いています。お給料は、よくはないけど悪くもない程度で、仕事で使う服の社販もあり、どうにか二人暮らしを支えてもらっています。


そんな感じです。

どうぞよしなに。